皆さん山を始めたきっかけは何ですか? 

今、どんな山を楽しんでいますか?

 

良い空気の中でのんびりコーヒタイムを楽しむ人。 休憩中、メモ帳片手に、俳句を詠む人。 トレンドの山ファッションに身を包み、縦走する山ガール。 日本全国津々浦々、百名山踏破を目指す人。 黙々と岩を攀じって高みを目指す人。 深山幽谷に分け入る沢屋。 岩を舞うように登るフリークライマー。 海外の山を夢見る人。 低山からヒマラヤまで山の裾野は広く、楽しみ方も千差万別です。

 

自分のスタイルで山を続けてきたあなた。 今の実力では自信がないけれど、ちょっと背伸びをした登山をしたいと思ったことはありませんか? 第三次山ブームといわれる昨今、ガイドや山のショップが主催する登山教室が巷にあふれています。 昔のように山岳会に入会しなくても、たやすく仲間を作って山を楽しむことはできます。

 

山岳会は厳しい会則や行事に拘束される。 集会に行ったら仲良しクラブの輪が強固に出来ていてなかなか入り込めない。。 山の猛者みたいなオヤジが出てきて、昔の自慢話ばかりする。。。 とかくマイナスイメージがつきまとい、敬遠されがちなのが山岳会です。

でも、 もう少し山の世界を広げてみたい。 お金を払わずに仲間を作って技術を上げたい。 ガイドに連れて行ってもらう山行はもういいかな。 山岳会に興味はあるけれど・・・・・

 

私たちの山岳会は山人Nomad(やまびとノマド)といいます。 ノマドとは「遊牧民」「放浪者」という意味です。 メンバーは文字通り、四季を通して野山を駆け巡り、 岩、沢、冬山、縦走、地図に無い道、ハイキング、スキーなど オールラウンドに山を楽しんでいます。 冒頭の種々のスタイルの山屋がいて、各々の得意分野を分かち合い、共有する山岳会と自負しています。

 

「小屋泊まりの一般登山道縦走」から徐々にレベルを上げたいと思っている人に、ぜひ入会して欲しいと思っています。

自分たちでルートを探し、テントを張って生活する。 登山道から抜け出せば、沢、岩、藪山に無数のルートを見いだし、その楽しさにはまる一方です。 このような初級~中級のバリエーションルートに一緒に行きませんか?

 

我々のモットーは「安全登山」です。 山行をする場合は、会への山行届けを義務としています。 山の中でアクシデントに遭ったとき、下山予定を過ぎても連絡が無いときに、 救助を開始するための情報が必要だからです。 山岳会は一緒に山に登る仲間との互助組織であり、 会に見守られているという信頼感が安全登山につながると考えれば、 山行届けも決して煩わしいものではありません。 きっと、新たな人とのつながりが、あなたの山の世界を何倍にも広げてくれるはずです。